ラニ・ホール / DOUBLE OR NOTHING [レコード]
1979年リリースです。2002年くらいに音源を聴きました。
当時のAOR音源収集仲間が聴かせてくれました。ガイド本「AOR Light Mellow Remaster Plus」掲載アイテムでした。
アルバムは、女性シンガーによるクロスオーバーなボーカルものといった感じでした。プロデュースは自身とデヴィッド・ケルシェンバウム、ハープ・アルバートが担当していました。ニール・ラーセンとバジー・フェイトン絡みの曲がいい感じでした。ラリー・トルバート、ピーター・ドナルド、チャック・ドマニコ、ジェリー・ナイト、ミシェル・コロンビエ、ニール・ラーセン、マイケル・ボディッカー、バジー・フェイトン、ティム・メイといった面々が参加していました。
曲としては、バジー・フェイトンのギターソロが聴ける「Shot In The Dark」、ジェリー・ナイトのファンキーなベースが曲を盛り上げる「Double Or Nothing」、オルガンのサウンドが効果的なフルムーンのカバー「To Know」、フュージョン的なバジー・フェイトン作「Magic Garden」といったあたりは、特に気に入っていました。
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DOUBLE OR NOTHING (アナログ)
ジョー・イングリッシュ / THE BEST Is Yet To Come [レコード]
1985年リリースです。2002年くらいにレコード音源を聴きました。
当時のAOR音源収集仲間が聴かせてくれました。CD化はされていないと思います。
アルバムは、歌も達者なドラム奏者による未発表音源入りの編集盤といったものでした。1981年の「Lights In The World」、1982年の「Held Accountable」からそれぞれ3曲ずつと、未発表音源5曲を含むその他6曲で構成されているようでした。ポップなものを中心にややロック寄りの楽曲が収録されていました。過去のアルバム収録曲はフェードアウトを早めるなどなんらかの編集が加えられているようでした。ジョー・イングリッシュ、ラリー・パクストン、ティム・スミス、ジョン・ロウリー、ジョン・ロサスコ、ジョン・スリック、ミッチ・ハンフリーズ、シェーン・キースター、ジョージ・コッチーニ、グレッグ・ジェニングス、ジョン・ゴーイン、ポール・ブランノンといった面々が参加していました。
曲としては、どことなくポリスあたりの影響を感じる「He Still Loves You」、ギターソロが聴ける「Love Line Of Fools」「Anthem」、サックスが加わってよりドラマティックになった「My Strength Is In The Lord」といったあたりは、特に気に入っていました。
ダルトン&デュバリ / Choice [レコード]
1979年リリースです。2002年くらいに音源聴きました。
当時のAOR音源収集仲間が聴かせてくれました。ガイド本「AOR Light Mellow Remaster Plus」掲載アイテムでした。
アルバムは、演奏もこなす男性ソングライターコンビによるメロウな仕上がりのものでした。プロデュースは自分達で担当していました。楽曲もすべてメンバーのペンによるもので、ディスコっぽい曲が多い印象でした。ケント・デュバリ、ゲイリー・ダルトン、アルバート・シルドクネヒト、ロバート・ライト、テオ・メイヤーといった面々が参加していました。
曲としては、どことなくナイトフライトあたりに近い感じの「Caught In The Act」「How I Hate The Nighttime」、ゲイリー・ダルトンのイナたいギターソロが聴ける「I (You) Can Dance All By My (Your) Self」、ライトファンク「Flyin Free」といったあたりは、特に気に入っていました。
アンジェロ / Midnight Prowl [レコード]
1978年リリースです。2002年くらいに音源聴きました。
当時のAOR音源収集仲間が聴かせてくれました。
アルバムは、男性シンガーによるメロウな西海岸モノといった感じでした。アレンジは自身とデヴィッド・フォスター、マイケル・スチュアートが担当していました。オリジナルとカバーが半々といった構成で、すべてがAORという感じではありませんが、演奏はしっかりとしたものでした。カバーのうち2曲はビリー・ジョエルの作品でした。ハーヴィー・メイソン、ロン・タット、マイク・ベアード、ウィリー・リーコック、マイク・ポーカロ、デヴィッド・ハンゲイト、ボブ・グラウブ、ケン・ヴァイデンバッハ、ジョン・カーン、デヴィッド・フォスター、アンジェロ、ビル・チャンプリン、バリー・ファスマン、ローレン・ニューカーク、リー・リトナー、ジョン・ブラックリー、マイケル・スチュアート、デヴィッド・ディッキー、スティーヴ・ハンター、マーク・モーリン、トム・スフェルトといった面々が参加していました。
曲としては、マイク・ポーカロのファンキーなベースとリー・リトナーのギターが曲を盛り上げるJ.Dサウザーの「Midnight Prowl」、デヴィッド・フォスターの隙のないアレンジが実にAORな自作曲「Changing Man」、作者でもあるバリー・マン版よりはAOR度高めに仕上げた「We're Over」、しっとりしみじみ系「As I See You Now」といったあたりは、気に入っていました。
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midnight prowl LP
アリ・トムソン / 幻想の美学 [レコード]
1981年リリースです。2002年くらいに音源を聴きました。
ガイド本「AOR Light Mellow Remaster Plus」掲載アイテムで、当時のAOR音源収集仲間が聴かせてくれました。
アルバムは、スコットランドのシンガーソングライターによるブリティッシュ・メロウ・ポップものといった感じでした。プロデュースは自身で担当していました。楽曲はすべて自作曲で、凝った展開の曲が多い印象でした。スチュアート・エリオット、ダーバン・ラヴェルデ、ビリー・ライオール、アリ・トムソン、アラン・マーフィー、フィリップ・ライトといった面々が参加していました。
曲としては、ポップな中に陰影を織り交ぜた「Safe And Warm」、ハネるベースラインが効果的な「Foolish Child」、アラン・マーフィーのギターソロが聴ける「Man Of The Earth」、曲が美しく展開する「Someone In Motion」といったあたりは、特に気に入っていました。
エグザイル / ALL THERE IS [レコード]
ニールセン/ピアソン / THE NIELSEN PEARSON BAND [レコード]
1978年リリースです。2003年にアナログレコードを購入して聴きました。
中古レコードを漁っていて見かけたものです。ニールセン/ピアソンの2枚目・3枚目はともに気に入っていたので、4人組バンドだったこの1枚目も聴いてみようと思ったようでした。
アルバムは、カントリータッチのウェストコーストロックといった趣でした。後のメロウで洗練された感じにつながる部分もあるものの、まだ途上といったところのように思いました。メンバーの他、マーク・ジョーダンも参加していました。
曲としては、曲作りのセンスを感じさせてくれる「Home」「Down To The River」「I Need A Song」「For All Time」といったあたりは、それなりに気に入っていました。
ブッカー・T・ジョーンズ / トライ・アンド・ラヴ・アゲイン [レコード]
1978年リリースです。2003年にアナログレコードを購入して聴きました。
AORのコンピ盤に収録されていた「I'll Put Some Love (Back In Your Life)」を気に入り、この曲が収録されているアルバムを聴きたいと思っていました。CD化されていないようなので中古レコードを探したところ、わりとあっさりと見つけることができました。
アルバムは、ライトなソウルの香りが魅力的なAORといった感じがしました。ミディアムテンポ主体であっさりとしたサウンドの聴きやすいものでした。マイク・ベアード、デニス・ベルフィールド、ジェイ・グレイドンといった面々が参加していました。
曲としては、ジェイ・グレイドンの曲の一部と化したギターソロが実に見事な「I'll Put Some Love (Back In Your Life」を筆頭に、「Let's Go Dancin'」「I Was Made To Love Her」「We Could Fly」といったジェイ・グレイドンのギターソロが堪能できる曲が特に気に入っていました。
アティチューズ / グッド・ニュース [レコード]
1977年リリースです。2003年にアナログレコードを購入して聴きました。
デヴィッド・フォスターが在籍していたグループということで、前から聴いてみたいと思っていました。一向にCD化される気配がないので、中古レコードを見つけた際にこれ幸いと入手しました。
アルバムは、ファンキーな要素のあるアメリカン・ミュージックといった印象でした。ポース・ストールワースの重低音ベースがサウンドを特徴づけている感じがしました。ジム・ケルトナー、デヴィッド・フォスター、ダニー・コーチマーといったメンバーの演奏は上手さはもちろんのこと、勢いを感じさせてくれるものでした。
曲としては、ギターとキーボードのファンキーなバッキングが堪能できる「Turning In Space」、ジェイ・グレイドンと思われるギターソロが聴ける「Change」、メロウかつグルーヴィーな「In A Stranger's Arms」、森園勝敏もカバーしていた「Promise Me The Moon」といったあたりが特に気に入っていました。
ティジック / マンハッタン・ドリーム [レコード]
1982年リリースです。主役のティジックのことはまったく知りませんでしたが、参加ミュージシャンに惹かれて聴きました。レンタルでした。
ティジックことジェフ・ティジックはトランペット奏者です。作曲者としての曲提供もしているようで、グレン・メデイロスのアルバム収録曲でクレジットを見たことがあります。
このアルバムの豪華バックは、スティーヴ・ガッド、ウィル・リー、スティーヴ・カーン、ウォーレン・バーンハートといったニューヨークの腕利きたちでした。
適度にジャジーで、適度にファンキーといった感じの楽曲で、ボーカルが一部入る曲もあり、聴いていて飽きさせない感じが良いと思いました。曲としては、アップテンポで、ガッドと思われるドラムが格好いい「Love Ya'」「Straight Ahead」、トランペットの切ない音色にマッチしている感じの「Better And Better」「Notte A Roma (Night In Rome)」、アーバンメロウという趣でウィル・リーのベースが特に格好いい「Sweet Nothing」あたりが特に気に入っていました。
CD化されていないので、当時録音したカセットをデジタル化したものを未だに聴いています。