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AOR CD化の歴史を振り返る その1 [AOR]

2010年は後半になって、AOR系CDの発売ラッシュの様相を呈してます。その中心となるキャンペーンが「Light Mellow 2010」で、初CD化のみならず過去にCD化はされたものの廃盤となっているものの再発も結構あるようです。AOR系のCDをコツコツと集めてきた身としては、CD化がどういった流れできているのかを一度振り返りたく、まとめてみることにしました。全部買えたわけではないので、記録の網羅性は保証の限りではありませんが、そこはご容赦ください。

【1986-1989あたり】
CDプレーヤーが普及した頃です。私は1987年にCDプレーヤーを購入してますのでCD購入は1987年以降になります。1986年に過去のタイトルがCD化されたもので、所有しているのは以下の2枚だけです。
Airplay - Airplay
Al Jarreau - Jarreau
1987年発売でも1枚しか所有してません。
Dionne Warwick - Friends in Love
これが、1988年になると、過去のタイトルのCD化が進むようで、
Boz Scaggs - Middle Man
Boz Scaggs - Hits !
Chicago - Chicago 16
Chicago - Chicago 17
Christopher Cross - Christopher Cross
Manhattan Transfer - Extentions
Rickie Lee Jones - Pirates
の7枚を所有してます。
この7枚のうち、Bozを除く5枚はワーナーの「Forever Young Series」で、過去タイトルで売れそうなものをまとめて一気に比較的安価でCD化という流れがこのことから始まったのかと思われます。
1989年のこの流れを受けて
「Forever Young Series」として、
Chicago - Chicago 18
Peter Cetera - Solitude/Solitaire
が発売され、1970円の「Pastmasters」シリーズとして
Pages - Pages(3rd)
が出ています。
1989年までは、AOR系のみならず過去タイトルのCD化が定番ものに限られていたような感じがします。

【1990-1994あたり】
1990年になるとワーナーの「Forever Young Series」の影響かSony\Epicも安価な「Nice Price Line」シリーズを始めて、ソニーのカタログがCD化され始め、ワーナーは「Forever Music」というシリーズも始まります。「AOR」と銘打った再発シリーズは「NICE PRICE LINE ~AOR名作選~」がお初でしょうか。
「Forever Young Series」
Bill Champlin - Runaway
Christopher Cross - Every Turn Of The World
John O'Banion - John O'Banion
Marc Jordan - Blue Desert
Michael Sembello - Bossa Nova Hotel
Steve Kipner - Knock the Walls Down
「NICE PRICE LINE ~AOR名作選~」
Boz Scaggs - Silk Degrees
Cecilio & Kapomo - Night Music
Ned Doheny - Hard Candy
「NICE PRICE LINE 1」
Toto - Toto
「Forever Music」
Robbie Dupree - Robbie Dupree
そのほかにはBobby CaldwellがCD化されてます。
Bobby Caldwell - Bobby Caldwell
Bobby Caldwell - Cat in the Hat
Bobby Caldwell - Carry On
Bobby Caldwell - August Moon
1991年も同様の流れで、「AOR」と銘打った再発シリーズが出ています。
「NICE PRICE LINE ~AOR名作選~」
Albert Hammond - Your World And My World
Art Garfunkel - Breakaway
Boz Scaggs - Down Two Then Left
James Taylor - Dad Loves His Work
Kenny Loggins - High Adventure
Larry Lee - Marooned
「CD Nice Price Series A.O.R編」
Daniel Sahuleka - Sunbeam
Randy Goodrum - Fool's Paradise
Rick Bowles - Free for the Evening
Robben Ford - Love's A Heartache
Tom Snow - Hungry Nights
「EPIC NICE PRICE LINE」
Bill Champlin - Single
Dan Fogelberg - Phoenix
Dwayne Ford - Needless Freaking
Pages - Future Street
「NICE PRICE LINE 5」
Toto - Turn Back
「PRIME ONE SERIES」
Silver - Silver
他には大々的には銘打っていませんが、
「Electra AOR Collection」
David Roberts - All Dressed Up
シリーズものではなく
Bill LaBounty - This Night Won't Last Forever
Manhattan Transfer - Mecca for Moderns
がCD化されています。
1990-1991年はかなりマニア向けのタイトルもCD化された感じがします。
この1990年前後がいわゆる第一次AOR系再発ラッシュではないかと思います。
1992年は動き鈍くなり、
「My Favorite ROCK Collection」でCD化された2枚
Nick DeCaro - Italian Graffity
Stephen Bishop - Bish
と、この年に初CD化されたRupert Holmesの3枚だけです。
Rupert Holmes - Pursuit Of Happiness
Rupert Holmes - Partners In Crime
Rupert Holmes - Adventure
1993年発売で所有しているのは
「NICE PRICE LINE」でCD化されたValerie Carterの2枚
Valerie Carter - Just A Stone's Throw Away
Valerie Carter - Wild Child
と、
Sneaker - Sneaker
の3枚となり、CD化の動きが停滞してます。
1994年になっても動きはかわらず、所有は
「名粋 FUSION 10選」というFusionのシリーズで出た
Scott Jarrett - Without Rhyme Or Reason

Sergio Mendes - Sergio Mendes(1983)
の2枚のみです。

1995年以降はまた別途。。
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