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AOR CD化の歴史を振り返る その4 [AOR]

手持ちのCDでAORのCD化の歴史を振り返るシリーズ第4弾です。
2006年から2009年です。2003年から小康状態になったAOR旧譜のCD化ですが、2005年の年末から始まったVIVID SOUNDの「Light Mellow's Choice」シリーズが活動の中核となっていった感じです。

【2006年】
量的には少ないですが、いきなり大物のCD化や再発を実現してくれてます。
「Light Mellow's Choice」
David Pomeranz - The Truth of Us
David Roberts - All Dressed Up
このシリーズは同じVIVIDが手掛けた「City Breeze Collection」と嗜好性が似ているようで、AOR系以外にも和モノ等色々CD化してくれてます。また同じVIVIDの「Bitter Sweet America」シリーズでも
Gary Ogan - Gary Ogan
のCD化が実現してます。
この年はインディのP-VINEも大物のCD化を実現してくれてます。
「P-VINE Groove-Diggers」
John Valenti - Anything You Want
アナログ盤も超高値だったこの音源のCD化は、他の未CD化大物もCD化されるのではないかという期待を抱くに充分な出来事でした。

メジャーは過去にCD化したものの紙ジャケ化を行っていたようで、過去に買い逃したものを拾ってます。
「Adult Contemporary on Epic」
Livingston Taylor - 3-Way Mirror
「AOR Pepersleeve Collection」
Marilyn Scott - Without Warning

【2007年】
2007年も状況はかわらずですが、米再発レーベルのWouded Bird Recordsが手掛けたタイトルをCLINCK RECORDSが輸入盤国内仕様で出す動きが出てきます。
「Light Mellow's Choice」
Bruce Roberts - Bruce Roberts
Fonda Feingold - Fonda Feingold
「CLINCK RECORDS(Wouded Bird Records)」
Terence Boylan - Terence Boylan
Marc Tanner Band - No Escape

メジャーも少々嬉しいCD化がありました。
「Piano-Man Collection」
Gerard Kenny - Made It Thru The Rain
「NICE PRICE」
Boz Scaggs - Silk Degrees (Expanded Edition)
このSilk Degrees (Expanded Edition)はBonus Trackとして3曲Liveバージョンが収録されてますが、若かりしJeff Porcaroが叩いているというだけでも買いの1枚でした。

【2008年】
2008年も過去にCD化されたものの再発が多い感じです。紙ジャケになって音圧が少々上がったくらいだと持っているものを買いなおす気にはならないので、初CD化ものと過去に買い逃したものが中心になってます。インディ系では、COOL SOUNDは久しぶりのリリースだったのではないでしょうか。他に新顔?としては「「A Little Player For Your Life」というシリーズだかレーベルだかよくわからないですが、ひっそりと海外でCD化されたものを輸入盤国内仕様で出すものが出てます。

「Light Mellow's Choice」
Marc Jordan - Live At El Mocambo +1
Styrus - Where In The World
「COOL SOUND」
Kazu Matsui Project - Standing On The Outside
※これは過去に国内ではRebben Ford名義だったものの米国バージョンのようです。
「Air Mail Recordings」
Rupert Holmes - Rupert Holmes
Rupert Holmes - Singles
※Rupert Holmesは2005年に米Hip Oから出た「Cast Of Characters: The Rupert Holmes Songbook」という全曲集(たぶん)にこの2枚とも含まれていたので買うのやめようかと思ったのですが、オリジナルジャケットの誘惑に結局負けて買ってしまいました。
「A Little Player For Your Life」
Dave Raynor - Rain Or Shine

メジャーは再発中心だったようですが、Greg Phillinganesは個人的には待望のCD化でした。
「Sergio Mendes名盤コレクション」
Sergio Mendes - Confetti
Sergio Mendes - Brazil'86
「ビクター音楽事業80周年記念 紙ジャケ80!」
Nicole Wills - Tell Me
「Super Premium Black」
Greg Phillinganes - Pulse

【2009年】
2009年も同じような動きでしょうか。「Light Mellow's Choice」がハワイもの2枚の初CD化を実現してますが、まだ買ってません。買ったのはBMGが発売延期を繰り返して何タイトルか発売を中止したあげくようやく出したものだけでした。
「AOR in BMG」
Paul Davis - Cool Night
Peter Allen - Not The Boy Next Door
Rob Galbraith - Throw Me A Born

こうしてみると2006年-2009年は「量より質」的な感じがします。今現在展開中の「Light Mellow 2010」に向けての助走を着実に行ってきたというところでしょうか。2010年は年が明けたら振り返りたいと思います。今年発売された旧譜は今時点23枚購入済で、オーダー済が11枚、それ以外にも4-5枚は買うつもりなので、1年で約40枚ものAOR系CDを買うことになりそうです。
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