ビクター・フェルドマン / ＳＥＣＲＥＴ ＯＦ ＴＨＥ ＡＮＤＥＳ

国内では「L.A.スーパーリズム」という名前で出されていた、ビクターフェルドマンの1982年の作品です。1983年5月くらいに、バンドで演奏できるフルートの入った曲を探すために、色々なアルバムを聴いてましたが、これもその１枚です。国内盤のレコード帯にフルート奏者であるヒューバート・ロウズの名前が書いてあったので、聴く気になったのだと思います。ビクター・フェルドマンのことはこのアルバム聴いて知りましたので、リー・リトナーやハービー・メイソンの名前を全面に出す日本のプロモーションが功を奏した感じはします。このアートワークは輸入盤CDのものです。国内盤はポルシェかなんかが写っているアートワークでした。国内盤のＣＤは出ていないのではないかと思います。

このアルバムを聴いた1983年の5月あたりは、当時所属していた軽音楽サークルでのバンドがフュージョン路線で、ドラム・ベース・キーボード・ギターの編成でやるインスト曲と、それにフルートが加わったインスト曲、ボーカル曲という３パターンの曲を演奏することで独自性を出そうとしてました。フルートの曲としては、シーウインドの「Pra Vose」という曲しかレパートリーがなかったので、もう１曲増やしたいということで、色々聴いたなかで選んだのがこのアルバムのタイトルトラックである「Secret Of The Andes」です。
この曲はビクターフェフドマンのピアノソロが素晴らしく、曲の最後はハービー・メイソンのドラムが炸裂します。我々の演奏ではとても再現はムリでしたが、それなりには聴こえたように思えます。


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Victor Feldman / Secret of the Andes