ケン田村 / Light Ace [CD]
1981年リリースです。2015年にCD購入して聴きました。
シティ・ポップのガイド本掲載アイテムということで、CD化さの際に押さえねばと思ったようでした。
アルバムは、LA録音の確かなサウンドが楽しめるものでした。ボーカルスタイルが思いのほかソウルフルなので、シティー度がさほど感じませんでした。アレンジは大村雅朗が担当していました。CD化にあたってアルバム未収録のシングル曲も追加されていました。マイク・ベアード、ケニー・ルイス、マーク・ジョーダン、イアン・アンダーウッド、ラリー・ローランドといった面々が参加していました。
曲としては、ウォーターズのコーラズとサックスがアーバンドを押し上げる「Light Ace」、ファンキーなリズム隊が効果的な「15の時から」、ゆったりかつメロウな「いねむり」、ギターソロが聴けるシングル曲「ムーンライト・マジック」といったあたりは、気に入っていました。
◆Amazon.co.jpへのリンク
Light Ace +3
レインボー / クリスタル・グリーン [CD]
1976年リリースです。2015年にCD購入して聴きました。
廉価盤CDがリリースされた際に、興味を持ったようでした。
アルバムは、レイドバックしたクロスオーバーものといった感じでした。後のStuffのメンバーが多く参加していることもあり、サウンドの傾向は近いものがあるようでした。中心人物はキーボードのウィル・ブールウェアのようでセンスの良いピアノがいい感じでした。スティーヴ・ガッド、ゴードン・エドワーズ、ウィル・ブールウェア、クリス・ヒルズ、アーサー・ジェンキンス、コーネル・デュプリー、エリック・ゲイル、ラルフ・マクドナルド、マイケル・ブレッカーといった面々が参加していました。
曲としては、エリック・ゲイルと思われるギターソロが聴ける「Hossan」、マイケル・ブレッカーが吹きまくるスティーヴィー・ワンダーの「It Ain't No Use」、コーネル・デュプリーと思われるギターソロが聴ける「Feel Like Makin' Love」といったあたりは、特に気に入っていました。
◆Amazon.co.jpへのリンク
クリスタル・グリーン 限定版
ジョー・サンプル、レイ・ブラウン、シェリー・マン / ザ・スリー [CD]
1976年リリースです。2015年にCD購入して聴きました。
廉価盤CDがリリースされた際に、押さえるべしと思ったようでした。
アルバムは、ジャジーなピアノトリオものといった感じでした。ピアノがジョー・サンプルということもあるのか、グルーヴィーかつブルージーな印象でした。シェリー・マン、レイ・ブラウン、ジョー・サンプルといった面々が参加していました。
曲としては、ジョー・サンプルのスウィングするピアノが堪能できる「On Green Dolphin Street」、レイ・ブラウンのベースが冴えるお馴染みの「Satin Doll」、メンバー3人による唯一のオリジナル「Funky Blues」といったあたりは特に気に入っていました。
◆Amazon.co.jpへのリンク
ザ・スリー 限定版
ジョージ・ベンソン / コーリング・ユー [CD]
1993年リリースです。2015年にCD購入して聴きました。
廉価盤CDがリリースされていることに、少し遅れて気づいたようでした。
アルバムは、ジャズギタリストによるブラコンテイストのフュージョンものといった感じでした。全編にわたりベンソンのギターが堪能できるものでした。レオン・チャンクラー、オマー・ハキム、ハーヴィー・メイソン、スティーヴ・フェローン、エイブ・ラボリエル、フレディ・ワシントン、ネイザン・イースト、ジョン・パティトゥッチ、ウィル・リー、ラリー・キンペル、ウィリアム・ブライアント、デヴィッド・ギャムソン、メルヴィン・デイヴィス、ゲイリー・ヘンリー、デヴィッド・ウィザム、ジョセフ・ジュベール、ロニー・フォスター、ボブ・ジェームス、リチャード・ティー、ジョージ・ベンソン、ワー・ワー・ワトソン、マイケル・ランドウ、フィル・アップチャーチ、ジェフ・ミロノフといった面々が参加していました。
曲としては、90'sブラコンがちゃんと様になっている「I'll Be Good To You」、グウェン・ガスリーとのデュオ「Come Into My World」、作者でもあるカーク・ウェイラムのサックスとベンソンのギターが絡む「Willing To Fight」、ヒューバート・ロウズのフルートが美しい「Somewhere Island」といったあたりは、特に気に入っていました。
◆Amazon.co.jpへのリンク
コーリング・ユー
コーリング・ユー (Love Remembers)
吉田拓郎 / TAKURO YOSHIDA IN THE BOX [CD]
2002年リリースです。2015年にCD購入して聴きました。
ボリューミーかついいお値段のボックスセットだったのでずいぶん躊躇していましたが、割引セールをやっている際に覚悟を決めたようでした。
ボックスセットの内容は、エレック時代のスタジオアルバム2作品とフォーライフ以降のスタジオアルバム22作品(1枚は2枚組)を収録したCD25枚組というものすごい量のものでした。個人的な思い入れはエレック時代からフォーライフ時代の初期までで、それ以降のものはこのボックス購入時に一気に聴いたせいか個体識別できませんでしたが、1970年から1998年までコンスタントにアルバムを出し続けたことのすごさは実感できたような気がしました。
曲としては、「猫」版とは違うソフト&メロウなアレンジが印象的な「雪」、声質の良さが際立つエレック版の「どうしてこんなに悲しいんだろう」、フォーライフ設立第一弾だった「明日に向って走れ」、中村雅俊版にはないギターソロが染みる「いつか街であったなら」といったあたりは、特に気に入っていました。
◆Amazon.co.jpへのリンク
IN THE BOX ボックスセット
井上陽水 / EVERY NIGHT [CD]
1980年リリースです。2015年にCD購入して聴きました。
この人のアルバムをさらに買い進めるべしと思ったようでした。
アルバムは、陽水メロディと洗練されたサウンドがマッチしたものでした。アレンジは井上鑑と鈴木茂が担当していました。上原裕、菊池文夫、山木秀夫、宮崎まさひろ、田中章弘、岡沢茂、井上鑑、中西康晴、山田秀俊、渋井博、田代マキ、吉川忠英、今剛、鈴木茂、松原正樹、青山徹といった面々が参加していました。
曲としては、今剛のハーモナイズドギターが80's AOR的な「サナカンダ」、鈴木茂のブルージなギターが映える「クレイジーラブ」、青山徹の粘っこいギターソロが聴ける「EVERY NIGHT」、鈴木茂のクリーントーンのギターソロが聴ける「I yai yai」といったあたりは、特に気に入っていました。
◆Amazon.co.jpへのリンク
EVERY NIGHT
井上陽水 / UNITED COVER [CD]
2001年リリースです。2015年にCD購入して聴きました。
いつものように中古CD漁りをしていて見かけたものです。格安価格にこれ幸いと思ったようでした。
アルバムは、歌謡曲を中心とした邦楽カバー集といった感じのものでした。アレンジは星勝で、陽水ならではの感じに仕上がっていました。山木秀夫、高水健司、ナスノミツル、美久月千春、中西康晴、川島裕二、小島良喜、皆川真人、塩谷哲、井上陽水、今堀恒雄、今剛、椎名和夫、星勝、長井ちえといった面々が参加していました。
曲としては、バックのギターサウンドが効果的な「コーヒー・ルンバ」、山木秀夫のドラミングが嵐を呼ぶ「嵐を呼ぶ男」、ファンキーかつロックなアレンジが見事な「星のフラメンコ」、今剛のアコギが堪能できる「月の沙漠」といったあたりは、特に気に入っていました。
◆Amazon.co.jpへのリンク
UNITED COVER
井上陽水 / LOVE COMPLEX [CD]
2006年リリースです。2015年にCD購入して聴きました。
いつものように中古CD漁りをしていて見かけたものです。格安価格だったのでこれ幸いと思ったようでした。
アルバムは、変わらぬ陽水ワールドが楽しめるものでした。アレンジは、井上陽水、後藤次利、佐藤準、浦田恵司、鈴木茂、美久月千春、後藤次利、武沢豊、今堀恒雄、星勝が担当していました。山木秀夫、矢壁アツノブ、美久月千春、川上シゲ、小島良喜、佐藤準、川島裕二、武沢豊、今剛、鈴木茂、今堀恒雄、井上陽水といった面々が参加していました。
曲としては、後藤次利のグルーヴィーなベースラインが効果的な「サイケデリック・ラブレター」、持田香織バージョンよりも湿度低めの「ミステリー あなたに夢中」、美久月千春のウッドベースが曲を支える「蜘蛛の巣パラダイス」、武沢豊のギターソロが聴ける「長い猫」といったあたりは、気に入っていました。
◆Amazon.co.jpへのリンク
LOVE COMPLEX
井上陽水 / バレリーナ [CD]
1983年リリースです。2015年にCD購入して聴きました。
この人のアルバムをさらに買い進めようと思ったようでした。
アルバムは、シュールな陽水ワールドが強く感じられるものでした。アレンジは川島裕二で、シンセが多用されているようでした。田中裕二、山木秀夫、カメオ、岡野ハジメ、メッケン、後藤次利、川島裕二、杉山TOM、RA、高田コータロー、板倉文明、大村憲司、今剛、武沢豊といった面々が参加していました。
曲としては、シンセベースと生ドラムの組み合わせが効果的な「街の子のハーモニー」、無機質なサウンドと陽水の声が妙にマッチする「誘惑」、岡野ハジメのファンキーなベースが聴ける「この頃、妙だ」、美しくせつない「バレリーナ」といったあたりは、気に入っていました。
◆Amazon.co.jpへのリンク
バレリーナ