松岡直也 / ハートカクテル Vol.1 [CD]
1986年リリースです。2017年にCD購入して聴きました。
廉価盤CDがリリースされた際に、いい機会と思ったようでした。
アルバムは、アニメのサウンドトラックとして作られたもので、珠玉の松岡メロディが楽しめるものでした。サウンドは曲によってはデジタルシンセのサウンドが目立っているような感じはしました。広瀬徳志、高橋ゲタ夫、松岡直也、津垣博道、和田アキラ、佐藤正美、ウィリー長崎、カルロス菅野、三島一洋といった面々が参加していました。
曲としては、しみじみ系のメロディにパーカッションが似合う「ジェシイの店」、和田アキラのカッティングギターが冴える「ふたりの会社 1970-1975」、高橋ゲタ夫のベースが印象的な「オールドハワイ・コナ」、佐藤正美のアコギに乗った松岡直也のピアノが美しい「7頭のトナカイ」といったあたりは、特に気に入っていました。
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ハートカクテル VOL.1
加藤和彦 / スーパー・ガス [CD]
1971年リリースです。2017年にCD購入して聴きました。
CDがリリースされた際に、興味を持ったようでした。
アルバムは、才気あふれるシンガーソングライターによる幅広い音楽性を感じさせてくれるものでした。作編曲はすべて自身によるもので、ギターの腕前も確かなようでした。つのだひろ、石川恵樹、加藤和彦といった面々が担当していました。
曲としては、サイケ風「アーサ博士の人力ヒコーキ」、加藤和彦のアコギソロが聴ける「もしも,もしも,もしも」、弾き語りスタイルがしみじみ感を増す「不思議な日」、アコギの一人多重録音と思われるインスト「スーパー・ガス」といったあたりは、気に入っていました。
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スーパーガス+2
加藤和彦 / ぼくのそばにおいでよ [CD]
1969年リリースです。2017年にCD購入して聴きました。
CDリリースされた際に、興味を持ったようでした。
アルバムは、才気あるれるシンガーソングライターによるレイドバックした感じのものでした彼の。自作曲をメインに、洋楽の日本語カバー、日本のトラディショナルソングなどが収録されていました。アレンジは加藤和彦と彼のグループ、クニ河内、ありたあきら、加藤和彦、青木望といった面々が担当していました。
曲としては、ハワイアンっぽいエリック・アンダーソン作の日本語カバー「ぼくのそばにおいでよ」、三味線のサウンドが印象的なゆったりフォーク「アーサーのブティック」、サイケ調「ゼニフェッショナル・ブルース」、ディキシーっぽい雰囲気の「13番街のおもちゃ屋」といったあたりは、気に入っていました。
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ぼくのそばにおいでよ+2
スニーカー / 思い出のスニーカー [CD]
1981年リリースです。2017年にCD購入して聴きました。
ガイド本「AOR Light Mellow Remaster Plus」掲載の定番アイテムということで、紙ジャケCDが入手できるうちにと思ったようでした。
アルバムは、爽やかさとスティーリー・ダンのフォロワーならではのジャジーさは同居したAORものといった感じでした。プロデュースはジェフ・バクスターが担当していました。グループは6人組で、1曲を除き自身のオリジナルで占められていました。マイケル・ヒューズ、エド・グリーン、マイケル・コテージ、ジョン・レイモンド、ジム・キング、マイケル・ケアリー・シュレイダー、デヴィッド・フォスター、ミッチ・クレイン、ティム・トーレンス、ジェフ・バクスターといった面々が参加していました。
曲としては、ドナルド・フェイゲン=ウォルター・ベッカー作の「Don't Let Me In」、爽やかなAORバラード「More Than Just The Two Of Us」、エド・グリーンのドラムが曲を引き締めるマイケル・マクドナルドっぽい「Jaymes」、トニ・シュートあたりを彷彿させる「Get Up, Get Out」といったあたりは、特に気に入っていました。
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Sneaker+4
オマー・ハキム / リズム・ディープ [CD]
1989年リリースです。2017年にCD購入して聴きました。
廉価盤CDが入手できるうちにと思ったようでした。
アルバムは、敏腕ドラマーによるトータルな音楽性を感じさせてくれるものでした。すべての曲作りに携わり、キーボードやギターに加えてボーカルまで披露していました。オマー・ハキム、スコット・アンブッシュ、ヴィクター・ベイリー、マイケル・ヘアデン、キエリ・ミヌッチといった面々が参加していました。
曲としては、ほぼ一人で作り上げたバックトラックに乗って歌うメロウ・バラード「Take My Heart」、ナジーのソプラノ・サックスソロが聴ける「Amethyst Secrets」、ヴィクター・ベイリーのベースソロが聴ける「Constructive Criticism」、エンディングでオマー・ハキムのドラムが炸裂する「The Mystic's Glance」といったあたりは、特に気に入っていました。
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リズム・ディープ
マイク・マイニエリ & ウォーレン・バーンハート / フリー・スマイルズ:ライヴ・アット・モントルー1978 [CD]
1978年リリースです。2017年にCD購入して聴きました。
廉価盤CDが入手できるうちにと思ったようでした。
アルバムは、名プレイヤー2人によるライヴの模様を収録したものでした。ヴィブラフォン奏者であるマイク・マイニエリとキーボード奏者であるウォーレン・バーンハートのデュオということでサウンド的には地味な部分もありましたが、ウォーレン・バーンハートがピアノを弾きながらシンセベースを操るというようなアンサンブル的な工夫が光っていました。
曲としては、自身のソロ作でも取り上げた美しいサウンドの「Praise」、お互いが熱い演奏を聴かせる「Instant Garlic」「I'll Sing You Softly」、シンセヴァイブが吠える「Free Smiles」といったあたりは、気に入っていました。
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フリー・スマイルズ:ライヴ・アット・モントルー1978(期間生産限定盤)
ケニー・カークランド / ケニー・カークランド・デビュー! [CD]
1991年リリースです。2017年にCD購入して聴きました。
廉価盤CDが入手できるうちにと思ったようでした。
アルバムは、ピアノの名手によるジャジーな仕上がりのものでした。オリジナルとカバーが半々といった構成で、特にカバー曲がいい感じでした。ジェフ・ワッツ、スティーブ・ベリオス、チャーネット・モフェット、クリス・マクブライド、アンディ・ゴンザレス、ロバート・ハースト、ケニー・カークランド、ブランフォード・マルサリス、ジェリー・ゴンザレス、ドン・アライアスといった面々が参加していました。
曲としては、ドン・アライアスのパーカッションをバックに軽快に奏でるバド・パウエルの「Celia」、スウィングするオーネット・コールマンの「When Will the Blues Leave」、ケニー・カークランドのピアノが美しいウェイン・ショーターの「Ana Maria」、セロニアス・モンクの「Criss Cross」といったあたりは、気に入っていました。
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ケニー・カークランド・デビュー!
ジョン・パティトゥッチ / ジョン・パティトゥッチ・デビュー! [CD]
1987年リリースです。2017年にCD購入して聴きました。
廉価盤CDが入手できるうちにと思ったようでした。
アルバムは、凄腕ベーシストによるトータルな音楽性が感じられるフュージョンものでした。チック・コリアのプロデュースで、チックが曲作りに係わったものもありますが、自作曲主体でいい曲が揃っていました。デイヴ・ウィッケル、ヴィニー・カリウタ、ピーター・アースキン、ジョン・パティトゥッチ、チック・コリア、ジョン・ビーズリー、デイヴ・ウィザム、マイケル・ブレッカーといった面々が参加していました。
曲としては、デイヴ・ウィッケルのドラミングが冴える「Wind Sprint」、チック・コリアのピアノソロが美しい「Baja Bajo」、ジョン・パティトゥッチのメロディアスなベースソロが光る「Peace And Quiet Time」「Crestline」といったあたりは、特に気に入っていました。
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ジョン・パティトゥッチ・デビュー!
ブレッカー・ブラザーズ / THE BOTTOM LINE ARCHIVE [CD]
2015年リリースです。2017年にCD購入して聴きました。
存在を知り、興味を持ったようでした。
アルバムは、凄腕ホーン兄弟率いるバンドの勢いのある演奏が楽しめるものでした。1976年のライブの模様を収録した放送用音源をCD化したもののようでした。デビュー間もないライブということもあるのかカバー曲も多く取り上げていました。クリス・パーカー、ウィル・リー、ドン・グロルニク、スティーヴ・カーン、マイケル・ブレッカー、ランディ・ブレッカー、デヴィッド・サンボーン、サミー・フィゲロアといった面々が参加していました。
曲としては、クリス・パーカーのアグレッシブなドラムが印象的な「サミー・フィゲロア」、バジー・フェイトン作のラスカルズのカバー「Jungle Walk」、ジョー・ベックが取り上げていたドン・グロルニク作「Cactus」、ドラムとパーカッションのみをバックにランディー・ブレッカーが吹きまくる「Night Flight」といったあたりは、特に気に入っていました。
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The Bottom Line Archive Series
黒住憲五 / デイズ・オブ・ワンダー リヴァイズド・エディション [CD]
2012年リリースです。2017年にCD購入して聴きました。
入手できるうちにと思ったようでした。
アルバムは、アーバンなシンガーソングライターによるアダルトかつポップな仕上がりのものでした。2005年にリリースしたものに新曲を加えて出しなおしたものとのことでした。アレンジは丹波博幸、清水興、黒住憲五が担当していました。東原力哉、清水興、中村健治、柳田ヒロ、エルトン永田、丹波博幸といった面々が参加していました。
曲としては、ファンキーな短いインスト「DO-KO-ZO PART-I」、清水興のメロウなベースソロが聴ける「ありふれた空の下で」、丹波博幸によるイントロのギターがメロウ度を上げる「最上階のBarで」、東原力哉の軽快なドラムが光る「南風の日」といったあたりは、気に入っていました。
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デイズ・オブ・ワンダー・リヴァイズド・エディション(生産限定紙ジャケット仕様)