鳴海寛 / 僕は詩つくり [CD]
2017年リリースです。2020年にCD購入して聴きました。
この人のアルバムを買い進めねばと思ったようでした。
でした。
アルバムは、いぶし銀のギタリスト兼シンガーソングライターが遺した初期音源集といったものでした。1975年から1978年にかけて録音されたものとのことで、スタジオでちゃんと録音されたものや、一人多重録音のホームレコーディングと思われるものや、高校生時代組んでいたバンドによるコンテスト応募用音源で構成されているようでした。繊細なかつハイセンスなシンガーソングライターものといった印象でした。スタジオ録音では、島村英二、市原康、岡沢章、山川恵津子、羽田健太郎、信田かずお、矢島賢、川村栄二、水谷公生といった面々が参加していました。
曲としては、一人多重コーラスが実に見事な「無題」、矢島賢のギターソロが聴けるしっとり系「僕は詩つくり」、水谷公生の軽快なカッティングギターが効果的な「おやすみ」、鳴海寛の弾き語りで聴かせる自作ボサノヴァ「レイディー・ローザ」といったあたりは、特に気に入っていました。
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僕は詩つくり