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アラン・ソレンティ / サンセット・タイム [レコード]

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1981年リリースです。マーク・ジョーダン「ブルー・デザート」、スティーヴ・キプナー「ノック・ザ・ウォールズ・ダウン」ときた流れでジェイ・グレイドンの3大ギター・ソロの残り1曲である「Beside You」が収録されているということで取り上げてますが、このアルバムをリリース当時聴いたかどうかの記憶が実は曖昧です。
1981年という年はようやく大学生になり、軽音楽サークルに所属してバンド三昧の音楽三昧というかねてから念願だった生活を送っていたときで、機会あるごとにやたらめったら色々なレコードを聴き漁っていました。大量に聴く分、最初に聴いた印象がイマイチだと、もはやそれまでという扱いをしてしまったものも沢山あり、後から思い返してもそのときに聴いたんだか聴かなかったんだかわからないというものが結構あります。このアルバムなどはまさにそうです。
2001年にCD化されたアラン・ソレンティの「Figli Delle Stelle」や「L.A & N.Y」はそれまで未聴でしたが、それを聴いた時も特にこのアルバムのことは思い出しませんでしたが、ガイド本「AOR Light Mellow Remaster Plus」にこのアルバムが掲載されたので興味を持ち、当時の勤務先の近くにあった中古レコード屋で見かけたこのアルバムのアナログ盤を購入しました。それを聴いても当時聴いたような気もするし、聴いていない気もするという感じでした。
このアルバムもそうですが、当時AORだと思って聴いたアルバムの1曲目が威勢の良いロック調だったりすると、それだけでアルバム全体を邪険に扱う傾向がありました。なので、このアルバムは当時聴いていたとしても、レンタルしたものだったら、一度聴いただけで邪険に扱ってそのまま忘れ去った確率が高い感じです。
アラン・ソレンティはイタリアの人なので、CD化されている「Figli Delle Stelle」や「L.A & N.Y」もほとんどイタリア語で歌ってますが、このアルバムは「L.A & N.Y」と「Dinotte」という過去2枚のアルバムからセレクトされた曲の英語バージョンと新録の英語曲で構成されているので耳には馴染みます。「Beside You」もこのアルバム収録の英語バージョンのほうが「L.A & N.Y」収録のイタリア語バージョンよりよく聴こえます。ちなみに英語バージョンのほうがフェードアウトが遅い分ギターソロも3秒ほど長く聴こえます。
ジェイ・グレイドンの3大ギターソロなるものの存在は結構最近まで知りませんでした。特に異論はありませんが、マーク・ジョーダンの「I Am A Camera」やスティーヴ・キプナーの「The Ending」に較べると、「Beside You」がそんなでもない感じがしてしまうのは、AOR全盛期に聴いた記憶が定かでないからかもしれません。
このアルバムはミュージシャン・クレジットがないので、確かではありませんが、このアルバム用に録音された3曲のうち少なくとも冒頭のロック調のドラムはジェフ・ポーカロではないかと思えるので、その意味でもCD化を期待してます。
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スピック&スパン / ウィンディ・アイランド [レコード]

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和製ブラジリアンフュージョンフループであるスピック&スパンが1983年に発表したアルバムです。残念ながらCD化されていないようです。当時所属していた軽音楽サークルでやっていたバンドにフルート担当がいた関係で、バンドで演奏できるフルート入りの曲を探すために、色々聴いていたなかのこれも1枚です。当時かなり気に入った1枚で、まとまりのある素晴らしい演奏が聴けるアルバムだと思います。今でもたまに聴くことがあります。

学生時代に所属していた軽音楽サークルの1983年9月の夏合宿で、このアルバムのタイトル曲である「Windy Island」をそのバンドの課題曲として取組みました。この年の5月から、バンドをフュージョン路線に切り替えて、5月と7月のライブに対応しました。フルートが入る曲は特に、バンドの特徴がだせることもあり、フルート入りの曲のレパートリーを増やそうと考えました。この「Windy Island」という曲は我々にとってはかなりの大曲と感じられたので、夏合宿の場で、じっくりと練習することにしました。なので、この夏合宿では、ひたすらひたすらこの曲を練習し続けたのを覚えています。

こうして取組んだ曲だったのですが、夏合宿の最終イベントである、各バンドが1~2曲程度合宿の成果を披露しあうミニライブが、人前で演奏した唯一の機会となってしまいました。フルート担当は当時就職活動を控えた4年生だったのですが、就職活動の都合で、10月と12月にあったライブに参加できなくなり、残った我々はフルート入りのレパートリーを捨てざるを得なくなりました。なのでこの「Windy Island」はバンドとしては未完成のまま終わった幻のレパートリーということになります。軽音楽サークル引退後もこのメンバーでライブをしたこともあるのですが、曲が手ごわいということもあってか「Windy Island」をやりたいという声は上がらずじまいでした。
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